
秋晴れの気まま旅
2015年12月21日 22:30秋晴れのドライブ(1,340km)、5泊6日の気まま旅(10月9〜14日)。
早い寝覚めを有効に使い、午前2時半に福岡を発進。岡山市の造山(つくりやま)古墳造を目指した。
日本最大の前方後円墳は大阪府堺市の大山古墳(仁徳天皇陵、全長486m)、大阪府羽曳野市の誉田山古墳(応神天皇陵、全長420m)、大阪府堺市の石津ヶ丘古墳(履中天皇陵、全長362m)など、200m以上のクラスの古墳の多くは奈良盆地と河内平野に集中して築造されている。そんな中にあって、全国第4位の巨大古墳である岡山県岡山市の造山古墳(360m)や岡山県総社市の作山古墳(286m)は、特異な例外である。また、天皇陵に比定されていないので、自由に立ち入りできる古墳としては最大の古墳である。現状は、円墳部分の頂上が平らに削られており(畑地とされているのか!?)、全面が木々と草に覆われている。5世紀前半の吉備を支配した「王」の墓といわれている。考古学的資料から、大和朝廷の成立に、出雲と吉備の両国の絡みがあることが明らかにされている。従って、造山と作山の両つくりやま古墳の存在は、小生にとって興味をかき立てられる存在である。
次いで、瀬戸中央道を通り四国へ。大歩危、小歩危と祖谷の吊り橋を見物。
高知へ向かい、桂浜で龍馬の像に挨拶、さらに南をめざして四万十川の沈下橋。翌朝、朝食抜きの午前5時に出発、四国最南端の足摺岬を見物。その後、愛媛へ北上、八幡浜からフェリーで別府へ。大分自動車道で天ヶ瀬温泉へ。最終日は、久々にやまなみハイウエイを瀬の本高原まで走りました。
全行程が、秋晴れの爽やかさと心地よい温泉を満喫したドライブ旅でした。
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